iscsi、iscsid サービスがインストールされていた!

今になって初めて気付きました!

ntsysv の記事を書こうと思い、実行してツラーッとサービスリストを眺めてみると、iscsi と iscsid という入っているはずのないサービスがあるではありませんか。

いつ、誰が、どうして...と思い、下記の調査を実施。

/var/log/rpmpkgs の過去ログを遡って、iscsi~を探す ⇒ 2011/4/9のログにないが、2011/4/16のログに存在する。 /var/log/yum.log で下記ログメッセージを確認。Apr 09 19:33:57 Installed: iscsi-initiator-utils-6.2.0.872-6.el5.i386

この結果から、CentOS 5.6 へのアップデートでインストールされたものと判明しました。

ただし、インストールされただけで、プロセスとして実行はされていませんので、これまで気がつかなかったということのようです。 また、アップデート後の差分を確認していなかったことも気付かなかった原因だと思います。

さて、対処としては、下記の通り起動設定を「off」に変更するに止めました。

[root ~]# chkconfig iscsi off [root ~]# chkconfig iscsid off

free コマンドの実行結果の見方

Linux のリソース管理を行うコマンドはたくさんありますが、そのうちの free コマンドについて、その実行結果の見方をきちんと知っておきたいと思います。

free コマンドは、メモリの使用状況を表示するコマンドです。

実行すると、下表に示す3種類の領域に関する容量データ(項目)が表示されます。

領域 項目 説明 Mem total 実メモリの全容量 used 実メモリの使用容量 free 実メモリの空き容量 shared 共有メモリ容量 buffers バッファメモリ容量(ブロックデバイスの読み書き用) cached ファイルキャッシュメモリ容量(ファイルのページキャッシュ用) -/+ buffers/cache used 実メモリの used から buffers と cached を引いた容量 free 実メモリの free に buffers と cached を加えた容量 Swap total スワップ領域の全容量 used スワップ領域の使用容量 free

バッファおよびキャッシュは、OSによって確保(予約)されているメモリであって、used としては buffers と cached を差し引いた値を「-/+ buffers/cache」に表示します。

ところが、バッファおよびキャッシュは、メモリ不足しそうになれば、OSはそれらを解放して、free 続きを読む »