サーバの稼働状態を監視したいと思い、sysstat/sarでデータ取得を行っていますが、sarコマンドでチェックすると言っても、数字の羅列を見るよりは次のような要件を満たす方法の方が何かと便利です。
グラフ化 自動化 Webインターフェース
これらを手軽にできるツールがMuninです。 sarの収集データをgnuplotするなどを考えていましたが、基本的に同じデータを元にするのであれば、Muninを使ってみようと思い、導入しました。
さて、前置きは別記事『Muninで監視する(Munin 1.2.5の場合)』と同じなのですが、バージョンの違いにより、インストールで作成されるディレクトリとファイルに違いがありますので、改めてまとめておきたいと思います。
実際に実行した結果、作成されるグラフ例です。これはCPU使用率を示しています。「Mon 00:00」少し前にバージョン1.2.5からバージョン1.4.5にアップデートしたために、測定できていない時間帯があります。
CPU使用率
インストール時点では、次のようなデータのグラフが生成され、Webブラウザで参照できるようになります。
localhost disk Disk usage in percent Inode usage in percent network Firewall Throughput HTTP loadtime of a page Netstat venet0 errors venet0 traffic postfix Postfix bytes throughput Postfix Mailqueue processes Fork rate Number of threads Processes Processes priority VMstat system Available entropy 続きを読む »