SELinuxを無効にする

Linuxのカーネルアクセス保護のためのモジュールであるSELinuxを無効化するための方法をまとめておきます。 なお、ここでは CentOS 5.7 での実行結果に基づいています。

1.SELinuxの無効化

有効である場合には、次のように「Enforcing」と表示されます。

[root ~]# getenforce Enforcing

次のコマンド実行でSELinuxを無効化します。

[root ~]# setenforce 0

無効化の結果を確認します。無効化されていれば、次のように「Permissive」と表示されます。

[root ~]# getenforce Permissive 2.SELinuxの恒久的無効化

再起動した際にも継続して恒久的にSELinuxを無効化するために、次のように /etc/sysconfig/selinux を編集します。

[root ~]# vim /etc/sysconfig/selinux SELINUX=enforcing ↓ SELINUX=disabled

ServersMan@VPSで物理メモリキャッシュが実装された

ServersMan@VPSのメンテナンスが行われました。 目的は、ディスクI/Oパフォーマンスの改善とのことでしたが、メンテナンス後の施策結果を確認してみると、ディスクI/Oを減らすために、物理メモリキャッシュを導入したようです。 次のように、Mem:cached = 227632 バイトが示す通りです。

[root@vps2 ~]# free total used free shared buffers cached Mem: 2097152 935048 1162104 0 0 227632 -/+ buffers/cache: 707416 1389736 Swap: 0 0 0

トータルの使用可能メモリ容量は変わりませんが、ディスクI/Oのキャッシュが行われることで、全体パフォーマンスの改善・向上が期待できそうです。 ちなみにメンテナンス前は次のような数値でした。

[root@vps2 ~]# free total used free shared buffers cached Mem: 2097152 1046972 1050180 0 0 0 -/+ buffers/cache: 1046972 1050180 Swap: 0 0 続きを読む »