これまで使っていたRedmine 2.2.2 を、2013年12月24日にリリースされたRedmine 2.4.2 にアップグレードしました。
Redmine 2.2系から見て、2.3系、2.4系はメジャーバージョンアップということになっています。
現行環境では、2.3系にはしていなかったので、Rubyのライブラリで不足やバージョン相違が数多くあり、それを解決する手順が必要となってしまいました。
それでは、アップグレードの手順を振り返っておきます。
1.バックアップ
現行Redmineをバックアップします。バックアップするものは、RedmineディレクトリとRedmineデータベースの二つ。 Redmineディレクトリはディレクトリを丸ごと別名でコピーするだけでいいでしょう。redmine.2.2.2というディレクトリ名でコピーします。
[root]# cp -pr /var/lib/redmine /var/lib/redmine.2.2.2
Redmineデータベースはmysqldumpを使います。
[root]# mysqldump -u root redmine | gzip > /root/backup/mysqldump/mysqldump_redmine_`date +%Y%m%d%H%M`.sql.gz 2.Redmineパッケージファイルのダウンロード
任意の作業用ディレクトリに、インストールするRedmine 2.4.2 のパッケージファイルをダウンロードします。詳しくはRedmineのホームページを確認してください。
[root]# wget http://www.redmine.org/releases/redmine-2.4.2.tar.gz 3.Redmineパッケージファイルのインストール
ここからは、Redmineパッケージファイルの解凍・展開、Redmineディレクトリの移動、ディレクトリ所有者の変更、Redmineデータベース設定ファイルの移行・変更、filesディレクトリ内のファイルのコピー、不要なファイルの削除を行います。 Redmineパッケージファイルの解凍・展開
[root]# tar xvfz redmine-2.4.2.tar.gz
Redmineディレクトリの移動
[root]# mv ./redmine-2.4.2 /var/lib/.
ディレクトリ所有者の変更
[root]# chown -R root:root /var/lib/redmine-2.4.2
Redmineデータベース設定ファイルの移行
[root]# 続きを読む »