mailコマンドで着信メールの操作を行う際に使用するサブコマンドを整理しておきます。
シェルプロンプトでmailと入力するとメールの一覧が表示され、&プロンプトの状態になります。このプロンプトにサブコマンドを打つことでメールを表示したり、削除したりといった操作を行います。
サブコマンド | 機能の説明 |
---|---|
[ENTER] | 現在選択中のメールの次の(番号の)メールを表示します。選択中のメールを示す一覧表示の先頭の「>」が、表示したメールに移動します。 |
n | 現在選択中のメールの次の(番号の)メールを表示します。選択中のメールを示す一覧表示の先頭の「>」が、表示したメールに移動します。[ENTER]と同じです。 |
p | 現在選択中のメールを表示します。選択中のメールを示すは一覧表示の先頭の「>」は移動しません。 |
– | 現在選択中のメールの前の(番号の)メールを表示します。選択中のメールを示すは一覧表示の先頭の「>」が、表示したメールに移動します。 |
メール番号 | 指定した番号のメールを表示します。選択中のメールを示すは一覧表示の先頭の「>」が、表示したメールに移動します。 |
h | メールの一覧を表示します。先頭に「>」が付いているメールが現在選択中のメールを示します。 |
d | 現在選択中のメールを削除します。選択中のメールを示すは一覧表示の先頭の「>」が、削除したメールの次の(番号の)メールに移動します。 |
d メール番号 | 指定した番号のメールを削除します。選択中のメールを示すは一覧表示の先頭の「>」が、削除したメールの次の(番号の)メールに移動します。 |
u | メールの削除を取り消します。 |
m 宛先メールアドレス | 指定した宛先メールアドレスにメールを送信します。 |
r | 現在選択中のメールに返信メールを送信します。 |
q | 現在までの操作結果を保存して、mailコマンドを終了します。 |
x | 現在までの操作結果を保存しないで、mailコマンドを終了します。メール削除も取り消されます。 |