Muninのアップデートでホスト名が変わったときの対処

Munin のバージョン1 は、本投稿時点で Munin 1.4.7 がリリースされています。
アップデートも yumコマンドで行えます。

[root ~]# yum --enablerepo=epel --disablerepo=rpmforge update munin munin-node munin-common
[root ~]# munin-node-configure --shell | sh -x
[root ~]# service munin-node restart

このようにパッケージ・アップデート、munin-node-configure の実行、munin-node の再起動を行えばいいのですが、結果として、ホスト名が「x86-14.phx2.fedoraproject.org」に変わってしまうという現象に遭遇しました。

これは、/etc/munin/munin.conf が上書きされてしまい、ホスト名の設定が変更されてしまうことが原因です。

対処としては、/etc/munin/munin.conf を次のように編集し直して、正しいホスト名を設定します。

[root ~]# vim /etc/munin/munin.conf
# a simple host tree
[x86-14.phx2.fedoraproject.org]
    address 127.0.0.1
    use_node_name yes
↓
# a simple host tree
[vps.goofoo.jp]
    address 127.0.0.1
    use_node_name yes

もちろん、パッケージ・アップデートの前に、/etc/munin ディレクトリ以下をバックアップしておくなどのリスク対策は必須です。

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